ゼミ第5回&決起集会

今日はゼミの5回目でした。
ちらほら「今日は失敗した!」という声が聞こえてきましたが、失敗は成功の元!と信じて頑張ってください。

過去問を題材として一つ気になった論点で「民法上の権利濫用の抗弁」の話をしました。
過去問レジュメであるから書ける論点と、実際の問題で書ける論点は違います。
実際似たいような事案で「民法上の権利濫用の抗弁」が使えないということは、本試験でも正しく使うのは難しいと思います。

自分のスタンスとしては「分からなくても答えられるようにする」方式です。
例えば論文試験において何でも良いから書いてしまうというのも、受験生は「正解が分からない」というのを前提に話をしています。
当然正しい論点を読み取れて、そこをキッチリ書けるのがベストだとは思います。
ただ、この「正しい論点を読み取る」ことが難しいのです。
だから、「幅広く書く」ことで、失点リスクを減らしているのです。

短答試験も同じです。
条文を覚えていれば解ける問題は、条文を覚えていれば問題無いでしょう。
ただ、その場合は条文を忘れたら対処出来ないのです。

失敗しないようにではなく、失敗しても点数がそれなりに付くような仕組みが構築できると、本試験では強いと思います。


で、夜は決起集会…と言う名の懇親会でした。
参加された方、お疲れさまでした。
また、昨年のゼミの合格者にも数人来てもらいました。
お休みの夜にありがとうございました。

合格者と受験生との間には乗り越えるべき壁があります。
それ程高くない壁ですが、直ぐには超えられない壁です。
今日話を聞いて、「自分に足りないものは何か?」という点を意識することが大切です。

来年こそ自分も「合格者側に回るんだ!」という気持ちが大切。
そして、気持ちに伴う「行動」が大切です。

色々と大変だと思いますが、これから必死に頑張っていきましょう。