特許・実用新案法予想論点

基本的事項の確認

異議申立、無効審判の流れの確認は当然必要です。ただし、訂正請求、審判請求書の補正等を中心に確認して下さい。

PBP

今年も出る可能性はあります。昨年のレジュメでいいので確認しておきましょう。

存続期間延長関連

問題としては作りにくいが、今年は例年より出る可能性高めと考えています。理由としては久しぶりに短答試験で大問として出題されているため。
判例・手続も含めてさらっと確認は必要かと思います(ただ、判例は出ても正しく書けないと思いますので、神経質にならないでOKです)。

均等侵害

侵害系の問題が1問出題されることが多いですが、今年も均等論が出題される可能性はあると思います。理由は、マキサカルシトール事件について、知財高裁大合議及び最高裁判例が出ているためです。
この判例が書けるか否かというより、均等論についてしっかり書けるか?といった点が重要です。

損害額の計算+ゴミ貯蔵器事件

侵害系問題では、具体的に(といっても102条の適用を確認する)損害額を計算させるという問題は出てもおかしくないと思います。

国際特許出願における19条補正/34条補正の取扱い

移行手続を含めて。条文が探しておけるようにする必要があるでしょう。

実用新案法

実用新案法についても、例年出ると思っていますが、今年は少し高め。理由はこちらも短答試験が根拠で実48条の出題があったため。
さすがに実48条+移行手続+技術評価請求+権利行使(29条の2)+均等侵害といったフルコンボでは出ないと思いますが・・・