「できること」と「できないこと」

勉強も仕事も同じことですが・・・

教わる立場にいる場合、「できないことを認識する」ことが大切だと思っています
勉強してる、教わっているのだから「できない」のは当然です

なので、「できない」ところをまず認識し
そこを学習していくわけです


ただ、現実的には「できること」を見てしまう人が多いのも事実です
やはり「できない」=「恥ずかしい」と思ってしまう
そんなことないんですけどね

だから、短答の過去問を間違えたり、論点を落としても
「うっかり間違えた」
「本当は解っていた」
と、「できていた」と思いたくなる

でも、間違えたり論点を落としたということは
やはり理解できていないし、できてなかったのです
そこを認識しないと、どうしても伸び悩んでしまいます

実際ゼミ生を見ていても
「そうなんだ」「なるほど!」と素直に言える人は割と成績が伸びます
逆に、「知ってます」とか、ミスを言わない人は
伸び悩むんですよね

本人は別に「誤魔化そう」という意識をしていないのが
また厄介だったりします

その辺、結構受講生に強く言ってしまうこともあるのですが
やっぱり合格して欲しいから言っているつもりです
今まで何人かの受講生は「伝わらなかったなぁ・・・」と思うこともあります
でも、やはり似たような人が出てきたら
言っちゃうと思います(ごめんなさい)

さてさて、これから短答試験の勉強も本格化していくと思います
そして、間違えるの当たり前です

間違えること、恥ずかしくありません
しっかり「できなかった」ことを認識して下さい