短答反省会

今日の収録後、昨年の受講生と少し話をしました。みなさん苦労されたとのこと。
色々と事情があり受験できなかった人、受験直前に勉強が全然できなかった人。色々な都合があって大変だと思います。
何か自分のブログの記事が、悪い方向に影響した方もいたらしく・・・大変申し訳無かったです。

今年は合格者が少ないため、当然「短答試験に失敗した」という人は多いのですが。殆どの人が特許法の点数が取れていません。弁理士試験は特許法ありきの試験ですから、まず特許法の足固めが重要です。

また、今年は細かい問題も問われています。したがって、その部分のミスを引きずっている人もいるのですが、実際先日アップした分析票に記載してもらうと、意外に「Ａ」ランクの問題でもミスがあったりします。
条文の細かい要件も必要ですが、それ以前にもう少し「できるはずの問題」を落とさない事の方が重要です。ついつい変わった問題のミスに引きずられがちですが、解けない問題は絶対に出ますし、満点を取るのが目的では有りません。

「どの問題の点数を取るべきか」という点を間違えてしまうと、来年も思うように結果が出ません。来年に向けてその点については、対策を間違えてしまうと受験期間が長くなってしまいます。気をつけるべき点です。