審判便覧の改訂

審判便覧の改訂についてパブコメが行われています。
内容的には試験にはほぼ影響しないと思いますが、専用実施権者が訂正請求できることが明記されます。

なお、例えば、特許権者が訂正審判を請求しない場合であって、訂正審判を請求することが、専用実施権者にとって自己の専用実施権の保存行為に該当する場合など、債権者代位権(民§423①)の考え方が転用できると認められるときは、専用実施権者等は、特許権者に代わり訂正審判を請求することができると解される。
(54-02)

原則は特許権者のみですので、その理解で良いと思います(論文とかも、基本はそうなると思います)
ただ、短答試験等において「特許権者が訂正請求しない場合に、できる場合がある」まで限定的に問われてしまうと少し注意が必要です。

www.jpo.go.jp

Lゼミ&短答ゼミ

今日はLゼミ&短答ゼミでした。
出席された皆さん、お疲れさまでした。

今日も意匠法でしたので、ディスカッション形式です。
答案を直接見せてその場で返せるので、色々と伝えられるのが好きです。
問題文の問に素直に答えることが重要でした。

短答ゼミは四法が終わりました。
そして、今日は「恒例?」の帰れません電車シリーズ!
今回は短答埼京線*1を実施しました。

帰れません形式は、普段以上に1枝を正確に解くことを意識するので非常に疲れると思います。
この形式は段々疲れてくるので、つらいと思います。
しかし、知識の穴が再確認できるメリットが大きいです。


直前の時期にやると「凹む!」と思うかも知れません。
でも、全部枝毎にキッチリできないのは当然です。
答練や模試もありますが、一番大切なのは「過去問」です。
過去問はしっかりできたと思っても、やはり「できない枝」が出てきます。

また、審判は繰り返し「重要ですよ」と言われ、みなさんそれなりに注意して解いていると思います。
しかし、やはり帰れません形式で解いてみると穴があると思います。


過去問あなどれず!


本試験直前だからこそ、もう一度「過去問で学習することが重要」と意識できればと思います。

なお、どんなにできないと思っていても、半分以上できていない人はいません。
ちゃんと力がついていますので、目の前の課題を淡々とこなしましょう。

*1:各駅停車でなくてよかったですね

これ飲み

今日は自分のゼミ出身者の弁理士飲み会でした。
これ問ならぬこれ飲み(違うか)

さて、二次会から参加も含めて30数名の集まりでした。
忙しい中、都合つけて集まって頂きありがとうございました。
そして、幹事でとりまとめてくれたAさん、お疲れさまでした。

毎週当たり前のように会っていたゼミ生も、合格すると殆ど会わなくなるのですが・・・
こうやって定期的に会えることがあるのですが、楽しいです。
自分としては、ゼミで毎週会えるのはいいのですが、会い続けてはいけないですからね。
難しいところです。

元ゼミ生同士も、色々な情報交換ができて良いと思います。
とくに同期を超えたりして話を聞くと、仕事の状況とか色々と解ることもあると思います。
自分も色々と話をきくと「そうだったのか!」って知ることもあって面白いです。


また次回も宜しくお願いします。