短答速習講座 終了

本日で短答速習講座が終了しました。
お疲れ様でした。

昨年秋から毎週日曜日。
年末や正月の日曜日もありました。
大雪が降った日もありました。
それでも頑張って通い続けて、本当にお疲れ様でした。

講座が一つ終わるといつも寂しいのですが・・・あとは皆さんが合格して頂くのが一番です。
あと「60日」ちょっと。十分時間はあります。
以前書いたと思いますが、この試験で必要なのは「合格する」という自信です。
これが揺らぐと、受かるものも受かりません。
不安な気持ちもあるかと思いますが、絶対合格する!という信念を持って残りは乗り切って頂ければと思います。

質問のメリット2

以前、質問するメリットについて書きました。

今回はもう一つのメリット?について。

今回短答速習講座が終わりました。
講義をする方と受ける方では色々と違うところが当然あります。
その中の違いの一つに自分は「来年をどうするか」「次をどうするか」というのを常に意識している点があります。
みなさんは「今年こそ最後」と思って勉強するわけですよね?
ところが、自分の場合は、講師を止めようと思うまでは「次話すときはどうしよう」と考える必要があります。
去年より今年、今年より来年の講座の方が良くなって無ければ成長がありません。

そして、そのヒントになるのが受講生さんの質問だったりします。
「条文のここが解らないのか」「あの説明ではここが伝わらないのか」という事が解れば、次の講義では先回りしてその点を説明出来ます。
また、あまりにも解りにくければ次回からレジュメを出すなどの対応も出来ます。

自分にとっては、質問をしてもらえると講座に反映出来るメリットがあります。
質問をする人も解らない点が明確になるメリットがあります。
まさに、「Win−Win」の関係なのです(こんな言葉初めて使った(笑))

そうすると、質問を多面的に集めるためには、受講生さんも多い方が良いのです。
だからガイダンス等で「講座とってね」という話をします。
受講生が多いメリットはそこだと思っています。

そうはいっても教室での質問は限界がありますので、「Twitterで質問してね」という話もしています。
人間一人で気がつけることは限られてきます。
なので、色々な人から質問をされることで、講師は多面的に条文を見るようになるのです。

ということで、質問する方も、
「こんな質問したら申し訳無い」
ではなくて、
「この質問で講師を育ててやるんだ」
くらいの気持ちで良いかと思います
(と、思いっきりそんな上から目線でこられると、さすがに困りますが)

短答試験で解らない事を潰すのは4月中が最後の期限です。
(5月は解っていることを確実にする時期です)

質問をするというのは、質問者だけでなく、質問をされる方にも意味があるということをご理解頂いて
今後の質問が若干気楽になって頂ければ良いかな?と思います。

著作権法

著作権法の勉強も中々難しいところです。
各法律は、基本となる考え方があります。
全部それで説明出来るわけではないのですが、殆どが説明出来るという規定です、

著作権法は一言で言うと、

著作者が著作物のコピーをコントロールする権利です

著作者は何者なのか?
著作物はどんなもの?
コピーってどうやってするの?
コントロールってどうやるの?

という点を明確にすれば規定は理解出来ますし、問題を解くことが出来ます。

明日はは著作権法の最後です。
深入りしないことがポイントです。