弁理士試験関係

今週ばたばたしていて、弁理士試験関係について、記載していなかったので、まとめて記載します。

1.願書の請求について

インターネットによる弁理士試験受験願書請求が始まりました。

インターネットによる弁理士試験受験願書請求について | 経済産業省 特許庁

このサイトで申し込むと、必要事項が印刷された願書が送付されてきます。
記載等手間を省略できますので、是非ご利用下さい。

受付機関は「平成30年2月1日(木)9:00 ~ 平成30年3月22日(木)23:59」です。

2.入札について

今年も「「平成30年度弁理士試験に係る各種データ処理及び平成31年度弁理士試験に係るインターネット願書請求受付等業務」についての一般競争入札公告」が開示されました。

この入札情報では、特許庁の弁理士試験の志願者数等の見込みが記載されています。
平成29年の見込みと併せて記載しておきます。

項目 平成29年 平成30年
志願者数(一般) 1,200 1,000
志願者数(IT) 4,300 3,800
短答試験(受験者) 4,200 3,700
短答試験(合格者) 560 500
論文試験受験者 1,200 1,100
合格者 300 260

あと面白いデータも載っていて、昨年の日別の弁理士試験志願者動向が掲載されています。
これによると、およそ1/3の受験生が初日に申し込みをしています。
(だから、何だという感じですが・・・)

「平成30年度弁理士試験に係る各種データ処理及び平成31年度弁理士試験に係るインターネット願書請求受付等業務」についての一般競争入札公告 | 経済産業省 特許庁

「できること」と「できないこと」

勉強も仕事も同じことですが・・・

教わる立場にいる場合、「できないことを認識する」ことが大切だと思っています
勉強してる、教わっているのだから「できない」のは当然です

なので、「できない」ところをまず認識し
そこを学習していくわけです


ただ、現実的には「できること」を見てしまう人が多いのも事実です
やはり「できない」=「恥ずかしい」と思ってしまう
そんなことないんですけどね

だから、短答の過去問を間違えたり、論点を落としても
「うっかり間違えた」
「本当は解っていた」
と、「できていた」と思いたくなる

でも、間違えたり論点を落としたということは
やはり理解できていないし、できてなかったのです
そこを認識しないと、どうしても伸び悩んでしまいます

実際ゼミ生を見ていても
「そうなんだ」「なるほど!」と素直に言える人は割と成績が伸びます
逆に、「知ってます」とか、ミスを言わない人は
伸び悩むんですよね

本人は別に「誤魔化そう」という意識をしていないのが
また厄介だったりします

その辺、結構受講生に強く言ってしまうこともあるのですが
やっぱり合格して欲しいから言っているつもりです
今まで何人かの受講生は「伝わらなかったなぁ・・・」と思うこともあります
でも、やはり似たような人が出てきたら
言っちゃうと思います(ごめんなさい)

さてさて、これから短答試験の勉強も本格化していくと思います
そして、間違えるの当たり前です

間違えること、恥ずかしくありません
しっかり「できなかった」ことを認識して下さい

質問について

質問があったのでお答えします。

馬場先生、短答アドバンス特実のP292、過去問H15-8(ハ)の解答ですが、「78条4項の規定による通常実施権者・・・」は「78条1項の規定による通常実施権者・・・」でよろしいでしょうか。既出又は間違いであればすみません。お手数ですが確認の程よろしくお願い致します。

その通りです。改正前の条文が出題されており、問題もそのままになっています。
特127条の通りになります。

なお、これ問も同様に修正して下さい。