短答試験合格発表

本日は「平成24年度弁理士試験短答式筆記試験合格発表」でした。全体で1,374名の方が合格されました。合格された方はおめでとうございます。論文試験がある人、次は口述試験の人、色々いらっしゃると思います。短答試験に合格された勢いで是非最後まで頑張って下さい。

合格最低点が37点でした。残念な結果となってしまった人も多くいます。しかし、最終的に試験は合格すれば良いと考えています。

自分が好きな言葉に「人間万事塞翁が馬」という言葉があります。

ある日、おじいさんの馬が逃げてしまった。それを村の人が慰めたら「このことが良いことになるかもしれない」と言いました。実際、その後逃げた馬が他の良い馬を連れて戻って来ました。
「良かったですね」と村の人が言ったら「このことが悪いことになるかもしれない」とおじいさんは言いました。

すると、その馬に乗っていた息子が馬から落ちて骨折しました。
村の人が今度は慰めたら「このことが良いことになるかもしれない」とおじいさんは言いました。
すると、その後戦がおこり、多くの若者は戦いに行って亡くなってしまいました。ところが、おじいさんの息子は足を怪我していたので戦いに行かず亡くなりませんでした。

「良い」と思ったことが「悪い結果」となる場合もあるし、「悪い」と思ったことが「良い結果」となる場合もあるという話です。

「起きてしまったこと」というのは誰にとっても共通です。しかし、それをどう捉えるかは人によって違います。結果が同じであれば、自分に取ってプラスとなっていると考えるのは悪いことではありません。


残念な結果となってしまった人は、この悔しさをバネに是非来年頑張って下さい。