短答過去問の学習方法1

書き出すと何から書いて良いか解らないのですが、何回かに分けて(そのうちまとめてどっかに転載しよう)

短答の過去問ですが、時期に応じて勉強方法を変える必要があると思っています。受験生からすると、論文試験の勉強と比較して、短答試験の勉強の方がしやすい(達成感がある)ため、短答の勉強をする人が多いと考えています。

さて、短答試験の勉強を早くから始める効果としては、短期合格が可能になると考えています。すなわち、2年、出来れば3年で合格することが出来ると思います。今の試験制度では、1年目で短答試験に受かってしまうという方法はかなり有利です(実際、色々な受講生の人の話を聞くとそのパターンは多いです)

が、これが「1年合格者」(超短期合格者)の話を聞くと、早い段階から短答試験に特化していない人が多いです。すなわち、2月〜3月まではかなり論文試験に力を入れている感じがします。短答試験は最後のところで一気に追い込むってパターンが多いと感じています。ただ、この場合、短答試験も失敗するリスクもあるということです。

「1年合格」を意識すると、論文試験の勉強をある程度までキッチリやる必要があります。しかし、失敗すると短答試験も通りません。
「短答試験」を意識すると、短答試験に合格する可能性は高めることが出来ます。しかし、論文試験に合格する可能性が低くなります。

となると、この真ん中を狙うのが一番賢い訳です。すなわち、論文試験に役に立つ短答の勉強をする、論文試験につながる枝だけしっかり勉強するという方法です。その為には、まず四法の勉強を重点的にする必要があります。

この辺の色分けについて、今度書いて見たいと思います。