ラーメンを作りましょう

いつも勉強法にして、条文の内容にしても「ラーメン」とか「うどん」で例えることが多く、「何を言っているのか?」と思われがちです。
それでもめげずにラーメンのお話です。

さて、みなさん友達が来るので「ラーメン」を作って下さいと言われたらどうしますか?
一応「本格的」なラーメンだと思って下さい(麺は作りません)

ラーメンに入れる具材、作りますよね。
チャーシューだって本格的に。そして麺は細麺。スープは醤油で良いかもしれません。
鶏ガラから本格的に作ると良さそうです。
この時間(夜中です)に書いていたら・・・お腹空いてきました。

さて、後は麺を茹でて、スープとあえて具材をのせて完成!です。
ラーメン出来ました。完成です!100%出来ました!

あっ、言い忘れたのですが、友達が来るのは日曜日です。
3日後ですからね・・・

何を言いたいかというと、3日後に来るなら最後までラーメン作りませんよね。
伸びますから。
もっと、本格的なスープを作りますか。
お湯を足しながらぐつぐつ煮込んで。その方が良さそうです。
チャーシューも味がしみそうです。

完全に話がそれてきましたが・・・実は論文のレジュメの勉強がまさに上のような状態の人が多いのです。

論文レジュメ(短答対策の条文もそうですが)、試験迄に絶対忘れます。
ずーっと覚え続けられる人もいるけど、徐々に忘れる人が大半だと思います。
にも関わらず、レジュメの趣旨、条文の記載を100%覚えようとします。

100%覚えたって、絶対忘れます。
したがって、その段階まで記憶を持っていくのは少し効率が悪いのです。
ある程度覚えたら、次のレジュメ趣旨にいくべきです。

このある程度覚えたらというのが「核」となる部分です。
多くとも7〜8割覚えたら今の時期は十分だと思います。
後はメンテナンスを定期的にして下さい。

ただし、下準備の手を抜くと最後に混ぜてもよいラーメンは出来ません。
下準備=条文の理解です。したがって、今は下準備をしっかりしましょう。
でも、完璧にする必要はありません。
調整しながらラーメンを出すタイミング、試験答案に各タイミングで仕上げれば良いのです。

7〜8割をとりあえず目指してレジュメ(趣旨)は書けるようにしてみて下さい。