Windows XP狂想曲

今日でWindows XPのサポートが終了。
今までのOSの入替えなんて頻繁にあったのですが、ここまで大々的に告知するのは初めてです。
それだけXPが完成されているOSで、そういう理由以外で買い換え需要が起きないという裏返しでもあります。

そもそも、通常のPCの場合はルータ接続です。
ルータを飛び越えて、何か怪しげなパケットが飛んでくることはあるのでしょうか?
大騒ぎする程リスクが高まるという程でもないとは個人的には思います。
当然ルータの設定やらセキュリティホールやら有ります。
でも、最近のルータは、初期設定では結構遮断してますからね。

マスコミが報道していた、「Windows XPを使うとWindows 8.1に比べて21倍リスクがある」というのも
実際数値操作だと書いているサイトも結構あります
だいたい、今までWindows XPを散々使用させておいて、サポート終了した途端に
危険なOSになるって・・・普通に考えるとおかしいですよね

よく洗剤の宣伝で
「今度のX製品は驚きの白さ!」
と、当社比の比較広告が見ますよね。
「えっ?従来洗剤ってそんなに落ちてないの?」って思う位落ちてないですよね。

ところが、次のY製品が発売される頃には
「今度のY製品は新品同様の白さ!」
と、X製品が当社比で悪者に・・・・

結果として、どっちの洗剤も大して落ちない場合も

洗剤ならみんな解るけど
コンピュータだと解らないから信じてしまう
新しい商売だなーと思いました。

マスコミさん
「特許を取らないと企業リスク高まります!」
「商標を取らないと乗り遅れます!」
って大々的なキャンペーン、してくれませんか(笑)?

なお、個人的にはWindows XPのサポートよりoffice2003のサポート切れのリスクの方が高いと思います
普通の人が使う上では、OS上で何かされると言うより、変なスクリプトが入ったexcelファイルを開いてしまう方が
可能性として高いためです