帰れま10演習

一部では好評(!?)の帰れま10演習。
本当にこれだけの講座とか作れないものか?とちょっと思ったりしています。
あっ、先日告知したびっくリンク講座。
最後の15分からこれにすればいいのか!?
(15分「は」じゃなくて、15分「から」というのがポイントですね)

この演習方式は、「どこが間違えているか」を言わないところにポイントがあります。
そうすると、不思議と「あっているはずの枝」の回答が変わってくるのです。
そして、何回か繰り返すうちに、崩壊状態になって、もう何があっていて間違えているかが、わからなくなるのです。
この追い込まれた状態が、実は本試験での緊張感であり、いくつあるか問題の検討している状態と同じなのです。

本試験には魔物が住んでいます。
家に帰れば「○」と解った枝が、本試験では考え過ぎて「×」になってしまうことがあるのです。
この状態を作り出せる唯一の演習方法だと思っています。
残念ながら通信では実現しようがない演習方法です。
なお、ゼミ生が短答モードとなると、ガッツリこれに移行しますので、今から楽しみにしていて下さい。

さて、ここでもう一つこの方式にはポイントがあります。
それは解らないときに、「絶妙なヒント(きっかけ)」を与えるということです。
受験生は殆どインプットは終わっています。
いつも言うように知識を引き出せないのです。

このとき、全部教えてしまうと力にならないのです。
そうでは無く、微妙なヒントを与えることで、「あー!そういうことか!」と気がついて欲しいのです。
この「あー!」って気持ちが大きければ大きいほど記憶に残ります。
これが受験生通しだと、結局核心(正解)を言ってしまうので、難しいのです。
どの程度のヒントを与えるのかというのは、ノウハウだと思っています(笑)