論文試験合格発表

今日は論文試験の合格発表でした。
www.jpo.go.jp
合格された261名の人、おめでとうございます。

あっという間に口述試験が来ます。
口述試験に向けて全力で頑張っていきましょう。
ポイントは「短めに答える」です。
短答試験、論文試験と異なり、キャッチボールができる試験です。
仮に解答を間違えても、言い直しが聞く試験です。

口述試験の合格率が上がっているといっても100%ではありません。
万全の対策で挑んで下さい。


そして、今年残念な結果になってしまった人・・・
色々と考えることはあると思います。

しかし、資格試験は「諦めなければ合格できる」試験です。
論文を受験されたということは、短答試験は合格できているはず。
短答試験だって突破できなくて苦労している人はたくさんいます。
落ち着いて、今後どうするか考えてください。
必要であれば、誰かに相談してみるといいと思います。


最後に・・・自分が教えていて結果がだせなかった受講生の皆さん。
指導力不足で申し訳ありませんでした。
自分自身も、「どうすればよかったか」をしっかり検討してみようと思います。

金魚電話ボックス

そういえば、金魚電話ボックス。結局訴訟になったそうですね。
www.ktv.jp

芸術家の気持ちは分かるのですが、「アイデア」を保護するのは特許法であって、著作権法ではありません。
なので、本当に保護したかったのであれば、特許出願をしておくべきです。

芸術家の作品にどの程度依拠して複製したかがポイントになるかと思いますけど、少し厳しいのでは?と感じます。

商標や著作権法で話題になるのが「ぱくった!」こと。
他人のアイデア等を盗用するのは「許せない」という感情は当然だと思いますが、これを法的に保護することとは別の話です。
たまたま自分が考えたことが、他の人と考え方が一緒だからダメと言われたら、何もできなくなってしまいます。
したがって、その点を明確にするために、アイデアなら特許法、デザインなら意匠法、ブランドなら商標法がある訳です。


そうはいっても、「法的には問題ないからOKです」とはいかないと思いますので、色々と難しいところだと思います。

夏ゼミ&短答解法12回

今日は夏ゼミの最後でした。
参加された方、お疲れさまでした。
夜は短答解法でした。審取まで入りましたよ!
よかった。


さて、夏ゼミは当初の内容と違って、色々なことをやらせて頂きました。
同じ内容を継続的にやる方法と、複数の内容をパンフレット的に見せる方法があると思います。
夏ゼミは回数も短いことがあり、後者を採用しました。
ただ、「色々やります!」っていうと、「何やるんだよ」って思いますよね。
だから、事前告知が難しいのが欠点です。


サービスを提供するとき、大切なことって「自分だったら、このゼミ(講義)を取りたいか?」という視点だと思っています。
それは普段の明細書も同じで「自分がこの弁理士にお願いしたいか?」って視点だと思っています。

人間ですから、当然完璧ではなく、ときどきこのルールは崩れるときがあるのですが・・・そのときは色々と反省しています。
でも、常にその視点をもって仕事をすることは大切だと思っています。

来月から秋ゼミも始まります。
また別に告知はしますが、秋ゼミも色々やりたい!とは思っています。
良かったら、是非ご参加下さい。