主治医

主治医という考え方は、基本的に弁理士試験の勉強でも利用出来ると思っています。
自分の中で主治医の講師を一人決めると色々と楽だと思います。

個人的には、一人の講師に盲目的になる必要は無いと思っています。
ただ、そうはいっても、色々な講師の話を聞いていると結局ぶれてしまったり、中途半端な学習になったりします。
したがって、メインとする講師は決めた方が、スムーズだと思います。
それが主治医の考え方です。
そして、他の講師はセカンドオピニオンとして利用するといった方法です。

そして、主治医と考えた講師には極力絡むこと。
細かいことでも質問して、色々なアドバイスを引き出すということです。
実際、今年の短答試験や論文試験の結果をみても、積極的に講師とコミュニケーションを取っている受講生は受かりやすいと思います。
逆に、殆ど講師と関わらない、講師の質問も疑問点のみ(単なる疑問解決ツール)として利用している人は少し損していると思います。
もし気軽に絡めない講師であれば、その受験生にとってメインにする講師としてはあまり適切ではないのだと思います。

自分の場合も、当然他の入門生だったり、他の講座を受講している受験生さんの相談ものります。
こちら側から「この人、本当は○○先生の受講生なのね!キー!」みたいな事は全くありません(笑)
ただ、メインの講師が違う場合、こちらからアドバイスしにくかったりする場合もあります。
例えば、自分は「条文は覚えなくて良い」という話をしていますが、他の講師は「条文は暗記せよ」って場合もあるからです。
こういうときは、受講生さんに判断して頂くしか有りません。

あと、頻繁にご質問来る人だと、質問以上のことを回答出来たりはします。
それは、疑問点を解消するだけの対処療法ではなくなるからです。
そういう意味では、多くご質問頂くメリットは、通学・通信関わらずあるのです。
とくにTwitterでは勉強進度をつぶやいて頂いている受講生さんもおりますが、全て目を通しています。
それによって、少しそれちゃったなという場合は早めの修正がかけられるからです。

昨年のゼミで、初回に自己紹介の手紙をくれた受講生さんがいました。
今までの受験歴や、学習環境、家庭環境(笑)等がたくさん書いてありました。
こういうのは自分はすごく嬉しいですし、ありがたいです。
「おっ!こんな人なのか。ではこういうことをしたら良いんじゃないか?」
と思えるからです。
その受講生さんも無事に論文は合格してくれたようで良かったです(口述試験も大丈夫なはず)

質問がないという人。
仕事の愚痴でも良いのです。勉強法の悩みでも良いのです。(恋の悩みは困ります(笑))
どんな講師でも共通点は「話し好き」です。
割と関係無い話でも、講師側って興味をもって聞いてくれると思います。
関係無いことでも良いので、何でも良いから話してみてください。

さて、ゼミといえば、今年のゼミの説明会が日曜日にあります。
どんなゼミをやるか等は説明会でもお伝えします。
ただ、自分としては「こんな人に来て欲しい」というのは・・・そうやって関わってくれる受験生さんです。
多分、答練の延長位でいいやと考えているひとは、ゼミめんどくさかったりします(笑)

ゼミの中では斬新な企画とかやったりします。
そういうのに、あたたかい目でついてこれる人です。

何から何まで見て欲しい!って人を、個人的には集めたいと思っています。
いや、もう「自分じゃできない!」って人くらいで丁度良いのです。
ということで、自分のゼミに希望して頂ける方。
エントリーシートで熱い思いを書いてください(笑)

勉強なんて楽しくなければ続きません。
つらい受験勉強、少しでも楽しい環境をつくりましょう。