短答三点補強講座 第1回

今日から下三法を含めた講義です。
その前の口述模試がありましたので、割とギリギリに到着。
受講番号等の確認も出来なかったので、今日は一方的に話しました。
ただ、四法と違って皆さんにあまり確認したいことは無いんですよね。
来週からどうするか?

新しい人も結構見受けられました。
一緒に頑張りましょう。

さて、不競法から開始ですが不競法・著作権法は「ゆるく」勉強することも大切な科目です。
特に不競法は「何がダメなのか」という感覚を身につけて頂くことが大切です。
四法では殆ど判例の話はしないのですが、不競法になると逆です。
出題自体も判例ベースが多いので、怒濤のごとく判例です。

ただ、判例は「覚える必要」は有りません。
テキスト等では、判例の結論(試験に出るエッセンス)だけが書いてある事が殆どです。
それだと勉強になりあまり面白くありません。
判例の学習は趣味と考えて欲しいといつもお伝えしています。
なので、どういう事件だったのか?という点も知っていた方が、面白いのです。

「こんな事で不正競争になるのか」
「これとこれで類似なのか!」

そういう感覚の蓄積で不正競争防止法の感覚が身につきます。
さらに、商標的な感覚も養うことが出来るのです。

講義でも話しましたが、不競法の勉強法は「楽しく」勉強することがポイントです。
といっても、よく考えたら全科目「楽しく」勉強できる方がいいですね。