日経ビジネス アソシエ
今発売されている日経ビジネス アソシエ1月号に、「「言い訳&グズ」癖をしっかり直す先送り解消習慣」という記事があります。
元々仕事向けの記事なのですが、実はこれを「勉強」に置き換えるとキッチリはまることが書いてあります。
すなわち、仕事を「先送り」する原因が5つ記載されていますが、これが勉強が進まない原因になるのです。
ゼミでは時間があったので説明しましたが、ちょっとだけ内容に触れてみたいと思います。
漫然とした不安
先が見えない恐怖から、仕事が先送りになるとの記載ですが、まさに勉強がそうでしょう。
結局「どうすれば良いんだろう?」「覚えられるのかな?」そういう不安が、勉強が進まない理由があったりします。
解消するコツが書いてありますが、「心配事はほぼ妄想である」「やった分だけ不安は薄れる」等の記載があります。
この「やった分だけ不安が薄れる」というのが、まさに過去問学習を繰り返しする理由であったりします。
完璧主義
良くありがちなことです。
資格試験は100点満点を取る必要はありません。
したがって、解らないところが有っても良いのです。
にも関わらず、「完璧に理解しないと」と焦ってしまう、論文をキッチリ書こうとする。
それによって、逆に成績が伸びなかったりします。
解決法に書いてある「実力以上のことを目指していることを自覚する」というのは、耳が痛い話ではないでしょうか?
キャパオーバー
ここで書いてある中で最も当てはまる言葉が・・・
「忙しくてという言い訳は単なる逃げだと考える」
ということです。
弁理士試験の勉強をしている人は、みんな忙しいのです。
しかし、その中で各自時間のやりくりをしているのです。
迷い
ここはあまり勉強とは関係の無い話です。
要するに人の意見に振り回されるなということ。
受験生仲間から、こんな風にするといいよとお節介なことを言われたりすることもあります。
こんなアドバイスについての対処法として、雑誌にはこう書いてあります。
「忠告は感謝しつつ聞き流す」
屁理屈
キャパオーバーに近いことです。
ようするに、やらない理由が先に来ていないか?ということ。
解決手段の一つにこんなことが書いてあります。
「嫌々でもやれば何か発見があると考える」
まさに、勉強がその通りだと思います。
と、今は雑誌に書いてあることの半分も書いていません。
「弁理士試験の勉強」と考えると「なるほど」と思えることも多く書いてあります。
コンビニにもある雑誌ですので、詳しく知りたい人は読んでみると面白いかも知れません。