これ問について

現在のスマート攻略コース受講生について、これ問についてちょっと意見を伺っています。
ご協力頂けると幸いです。

これ問とは、条文毎に過去問の枝をバラしたものです。
これ問の使い方は「試験問題の傾向をつかむ」「試験問題から条文を読む」ということです。
すなわち、「問題集」では有りません。
したがって、解答も問題と一緒に書いてあります。

多くの受験生が、学生時代の癖が抜けきれません。
それは、問題があると「解こう」とすることです。
問題を解くことは当然必要です。
それによって、知識が引き出せるかどうかを確認するためです。
しかし、知識を入れる段階、「問題を読む」「問題を理解する」ことも必要なのです。

勉強が進んでいないころは知識を入れる必要があるので「問題を読む」ことが重要です。
また、この段階で問題を解くのは時間がかかり過ぎ効率が良くありません。
そして、ある程度問題が解ってくると、「問題を解く」ことが必要です。
それは、知識が引き出せるかどうかを確認する必要があるからです。

個人的な感覚ですが、少なくとも半分以上(可能であれば6〜7割)は問題が解ける状態でないと、一から問題を解くのは効率が悪いと思います。
したがって、問題と解答とを読んで、インプットすることが重要です。
その為のツールがこれ問です。
枝別問題集とはちょっと違うのです。

2016年版に向けて、ちょっと改訂作業を考えているところです。