質問対応

質問はいつもして欲しいとは思っています。

教室講義は土曜日だけで、時間も有限ですので中々全部捌けない状況です。
当然質問者が複数いたりすると申し訳無かったりと感じることもあります。

とはいっても、例えば今はゼミ後は割と空いている状況です。
年明けはゼミ後にガイダンスが1回、受講生や合格者との懇親会が2回程度ありましたが、それ以外は質問対応しております。
実際ゼミが終わる正規の時間は16時(といいつつ17時30分終わり)ですが、今日も最後の質問(相談)は21時位でした。
これは今日だけに限らず、毎回ゼミの後はそんな状況です(残念ながらデパ地下寄れず)

といっても、受講生側からすると「質問しにくい!」って感じてしまっているときも有るでしょうから、申し訳ないとは思っています。

さて、この質問ってする人としない人が当然いるわけです。
質問をしない人(質問下手な人)って、「解らないところ」を質問しようとしています。
「解らないから質問する、当たり前じゃ無いか!」と思うでしょ?
でも、過去問の解説よんで解らない問題なんて、勉強していればあまり無いのです。
読めばだいたい解りますって。
だから、質問することは無い!となります。

では、質問をする人、もっと言えば質問上手な人って、何を聞いているのか?
これは、「解るところ」も含めて質問してきてます。
ようするに、「解説読んでだいたい解ったけど、間違えたから聞いてみよう」って感じです。

間違えたからには、間違えた理由があります。
単なる「覚え違い」「知らなかった」という問題もあるでしょう。
しかし、問題文を読み違えている、気がつかない勘違いをしていることもあります。
そこを知りたいために、「何故○だと思ったの?」ということをこちらも聞いてます。

短答の勉強(論文も同じです)をしていると、間違えたら正しい答えを理解しようとします。
このとき「何故間違えたのか?」ってプロセスが飛んでしまいます。
実はそこが一番大切です。

確かに、間違えた問題全部質問されても、それは効率が悪いと思います。
でも、「また間違えた!」って問題は、何か間違える理由が絶対有るのです。
そういう部分を一つずつつぶしていかないと、正答率を高めて行くことは出来ません。

こういう確認の部分を含めると、短答過去問で満点を取っている人以外は、絶対質問すべき事項ってあるはずなのです。