リアルタイム配信講義

今日は「国願法から学ぶPCT内外ルート」の講義でした。
今回はリアルタイム配信でした。

内容的には・・・PCTの流れを出願系を中心に話しました。
というより、一番伝えたかったのは「PCT規則とか解らないときにどうやって解答をひねり出すか」という点です。
本則の範囲はともかく、規則の範囲は「全部の規定を押さえる」のは物理的に不可能です。
過去問を学習しても同じ問題は出題されることが殆どないことから規則の学習は時間対効果がとても悪いのです。
といって、本試験で捨てる訳にはいきません。

「知らない枝の場合、どうやって「○」「×」を判別するか」

をお伝えしたつもりです。
多分、こういう考え方は直前でないと意味が無かったりします。
切羽詰まった状況だからこそ!という解き方です。
本試験でプラスに働いて頂ければと思います。

さて、今回はリアルタイム配信ということで、普通の収録と比べると画質が落ちたり、LECのではない回答システムを使ってみたら直ぐログアウトしたりと、色々と課題もありました・・・それでも、受講生と同時間帯に講義が出来るメリットはあると思いました。
特に地方在住の方とか、そもそも生講義の経験が少なくなりますので、そこも良いかと思います。
こちらとしてもリアルタイムに質問や回答をみることで講義内容が変えられて、より良い講義が提供できると思いました。

自分が受験していた10年以上前なら、通信はカセットテープで送られてくるだけで、一人で黙々と勉強しているという時代でした。
しかし、今はネットワークがこれだけ発達した時代です。
ネット配信、Twitter等を使うことで、色々なことが出来ると思います。

弁理士試験のように、難しい勉強ほど、生講義のメリットはあると思います。
しかし、通信は通信でのメリットがあると思っています。
そこは提供者側の工夫の部分でしょう。

単に生講義を通信でも提供していますでは、面白みがないとは思います。
それは、既存の書籍を電子書籍にしたときに、単なるスキャン画像を上げているだけではコンテンツとしての魅力が少なくなるのと同様です。
今後も色々と工夫をしていきたいと思います。

と感じて、今回は「合格スライド」によるおまじないを行ったりしています(かなり気に入ってます(笑))。
スマート攻略コースの人は、最後の学習コンパスでも披露していますのでお楽しみに!