弁理士試験仕様書

そういば、「「平成28年弁理士試験に係る各種データ処理等、及び平成29年度弁理士試験に係るインターネット願書請求受付業務 一式」についての一般競争入札公告」について、書こうと思って書いていなかったので、少し書いておきます。

弁理士試験のデータ処理についての競争入札公告なのですが、色々なことが分かります。

まず、WEBを見ると、受験者の予想人数が記載されています。

(1)役務の名称及び数量
平成28年弁理士試験に係る各種データ処理等、
及び平成29年度弁理士試験に係るインターネット願書請求受付業務

平成28年弁理士試験に係る各種データ処理等
 受験願書受付処理 5,100件(予定)
 弁理士試験データ一次処理 5,100件(予定)
 弁理士試験データ二次処理 3,900件(予定)
 弁理士試験データ三次処理 1,200件(予定)
 受験者データ更新処理一式

平成29年度弁理士試験に係るインターネット願書請求受付業務
 インターネット願書請求受付業務 4,200件(予定)

全体の受験者数がどうなるか不明ですが、特許庁としてはしばらくは1000人近い減少を年単位では考えているようです。

さて、本公告には「仕様書」が添付されています。
仕様書を見ると、例えば受験番号の仕組みが開示されています。

弁理士試験事務処理システムに格納した受験者データに受験番号(8桁の数字)を付与する。受験番号は、左から1桁目が受験地別、2桁目が短答式筆記試験免除、同一部免除、工業所有権法免除の別、3桁目が論文式筆記試験必須科目免除の別、4桁目が論文式筆記試験選択科目免除の別、5〜8桁目が通し番号(0001、0002〜)とする。

内容としては以下の通りです。

  • 1桁目 1:東京 2:仙台−東京 3:名古屋−東京 4:福岡−東京
  • 1桁目 5:大阪 6:仙台−大阪 7:名古屋−大阪 8:福岡−大阪
  • 2桁目 0:短答免除 1:一般 8:工業所有権法免除 9:短答一部免除
  • 3桁目 0:必須科目免除 1:一般
  • 4桁目 0:選択科目免除 1〜6:選択I〜選択?

分かったからどうだということではないですが・・・そのように受験番号はふられています。

また、各種見本も仕様書には記載されています。
例えば短答試験の合格通知は以下の通りです。

何とか、この通知を受け取りたいものですね。

引用元:https://www.jpo.go.jp/koubo/choutatu/choutatu2/160212_h28benrisi.htm