論文試験に向けて

短答試験の自己採点をして、多くの人が論文試験に向けてスタートをしていると思います。
まず、リハビリから始めましょう。
筆力が落ちていますので、今週は1日1通書く位のつもりで論文試験の答案を書いて下さい。題材は本試験の過去問が良いでしょう。
なお、本試験の過去問は「古い年度」から学習された方がよろしいかと思います。
短答試験と異なり、直近の論点が繰り返し出題される可能性が極めて低いからです。
日曜日までに、過去4〜5年分を書ききる位の気持ちでやって下さい(短答直前と同程度の時間を今の時期は割くべきです)
ただ、直前ですので、ある程度書けば過去問は「答案構成」中心で構いません。項目落ちをしないよう、繰り返し練習して下さい。
おそらく何回やっても綺麗に答案構成ができないと思います。
しかし本試験の問題は良い問題です。やればやるほど味が出てきます。繰り返し何度も何度もやりましょう。

併せて、答練等を受験されると良いと思います。
答練は、書いた内容というより、項目を落とさないように注意して下さい。
余事記載はOKです。
項目落ちが不合格につながります。
絶対に項目を落とさないようにして下さい。

論文試験は受験生は「点数を取る」という意識が非常に薄いです。
「点数を取る」という意識を明確に持って答案を書いて下さい。
「貪欲にかつ欲張らず」という話を繰り返ししていたと思います。

ゼミ生には繰り返し話をしていたと思いますので、キッチリと点数を取っていきましょう。