口述試験対策

繰り返しになりますが、論文試験を受験した人は、「口述試験」の勉強を必死にして下さい。

白紙で出した人以外はチャンスがあるのが論文試験です。
「論点書けなかった!」「答案関係亡いことを書いてしまった!」と思っても、合格することは珍しくありません。

そもそも、相対的に論点が書けている人が点数がつくのが論文試験です。
この「相対的に書けているかどうか」は、受験生では解りません。
なので、結果をみるまで解らないのです。


そして、誤解している点が1つ。
口述試験の勉強は、短答試験、論文試験にも役に立ちます。
自分が受け持っている講座では、入門、経験者向け、ゼミにかかわらず口述の過去問を解いてもらっています。
それは、口述試験の勉強が、一番知識の確認にもなりますし、知識不足を認識することができるからです。


基本的に、本格的な口述の勉強(論文発表後)までは、条文を見ながら答えてもよろしいかと思います。
ただ、基本的な趣旨、要件の確認に口述試験の過去問は最良の教材です。


ということで、口述試験の勉強を進めて下さい。
今やったことは、仮に結果がダメであっても、来年の学習にかなり役に立ちます!