特許法・不正競争防止法等改正案

経済産業省のWEBに上がりました。
施行日は公布日から1年6月以内とのこと。来年の試験に影響するかどうか?気になるところです。

不競法(改正・大規模)

不正競争防止法が大きな改正です。
なんと、また2条1項が増えて、条文番号がずれます(悲しい)
2条1項11号~16号が追加されます。
したがって、現在の11号(技術的制限手段)が、17号になります。
この途中に挿入するの、個人的には勘弁して欲しいです・・・
それ以外にも、2条7項が挿入されるので、ここもずれたりと、ちょっと大変です。

特許法(改正・中規模)

新喪例の適用期間が1年に延びます。
営業秘密関係で105条が改正されます。
186条(判定の書類に記載された営業秘密の閲覧制限)が改正されます(意匠・商標も同じ)。
各種減免規定が特許法109条の2として規定されます。
いままで色々な法律に規定があったので試験に出ていませんでしたが、特許法に規定されることで試験にでる可能性が出てきます。
減免規定の改正は国願法においても行われています。

意匠法(改正・小規模)

新喪例の適用期間が1年に延びます。
パリ優先権の書類がデジタル交換OKになります。

商標法(改正・小規模)

原出願でお金払っていないと分割出願できなくなります。
某氏対策だと思われます。


ということで、今年の受験生には関係ありませんが、改正の概要が分かりやすいのは以下の資料です。


以下、全体になります。
www.meti.go.jp