モチベーション

色々仕事がおわりません。相変わらず忙しい毎日です。

弁理士になる前、元々自分は教育産業にいました。学校では無く教育産業(いわゆる学習塾です)。子供相手の受験指導の場合、授業で大切なことは色々あります。
その中で、自分が重視していたのは「動機付け」でした。生徒が興味をもつこと、勉強したくなるようにすること、続けられること。それをやるのが「動機付け」だと思っています。
「面白い」「やってみよう」「何で勉強するのか」そういう点がはっきりしてないと飽きてしまうと思うからです。そういう気持ちがあった上での「教務力」(教え方)だと思っています。

それはその後の講師業でも同じだと思っています。当然「大人」と「子供」とでは度合いが違いますが、それでも「勉強してみよう」「続けよう」って、そういう気持ちは必要だと思っています。それが「モチベーション」につながり、勉強がはかどる一つになると考えています。

なので、割と試験に関係なかったとしても、実務の話とか意識的にしています。実際、弁理士受験生が初めて接する弁理士(業界の人間)って「講師」なんですよね。折角だから「こんなに面白い世界なんですよ、だから早く合格して一緒に何かやりましょう」って、そういう気持ちがあるのです。

いくら大人相手といっても、淡々と講義だけ進めて行くのは、多くの人(少なくとも自分みたいにちょっといい加減な人(笑))には、厳しいと思っています。