選択科目の免除(情報系)

選択科目の免除となる電気通信主任技術者の申し込みが5/7迄となります。
さて、今年から受験を始める人で免除資格を持っていない場合、以下の様な流れで免除資格を狙うことが考えられます。

電気通信主任技術者(7月) 専門:データ通信
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情報処理技術者(ネットワーク/情報セキュリティ)(10月)
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工事担任者(11月)
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電気通信主任技術者(1月) 専門:データ通信

電気通信主任技術者https://www.shiken.dekyo.or.jp/chief/

試験が年2回あります。種類としては2つありますが「伝送交換主任技術者試験」の方が対策が立てやすいと思います。
記述式は無く、科目合格も使えることから狙いやすい資格の一つです。ただ、問題集等少ないことから対策が立てにくい点、知名度の関係から資格取得後あまり活用出来ないという欠点もあります。

なお、電気通信システムという範囲が広い科目があります。
工事担任者という別の資格を取得することで、当該科目は免除となります。

専門科目は「データ通信」とすると、他の情報処理技術者試験と知識が繋がりやすいです。

情報処理技術者試験

こちらも年2回あります(4月、10月)
4月の試験は、既に終わっております。
また、勉強を始めた後は4月に試験を受けるのは難しいでしょう。
したがって、10月試験が狙い目です。
応用情報技術者試験以上であれば免除となります。
応用情報技術者試験が少しランクが低いのでこちらを狙う人が多いかもしれません。

ただ、問題レベルが低い分、試験範囲が広いのが欠点です。
逆に、ネットワークや情報セキュリティの方が試験範囲が狭いというメリットもあります。

また、これらの資格の場合、上述した電気通信主任技術者と勉強内容も被ります。
したがって、重複して対策が立てやすいという利点もあります(ついでに、弁理士の選択科目(通信工学)に繋げることも可能です。