短答解法11回目

気持ちは審取まで行きたかったのですが、その手前でした。商標法の審判まで。
異議申立の表について訂正を若干しました。
訂正だけだと申し訳無いので、テキストにない、特許法と商標法との異議申立の比較の表も添付しておきました。
板書にてアップしていますので、そちらでご確認下さい。
って、WEBフォローでは出ないんでしたっけ?
しばらくお待ち下さい。

色々と講座についてご意見を頂戴することもありますが、その中の一つの質疑応答についてがあります。
質疑応答は自分自身の方針として必ず何か答えてもらっています。
それは講義でもゼミでも同様です。
そもそも、講義で答えてもらうときに「正解」を望んでいる訳ではありません。
「答えてもらう」ことが一番の目標だと思っています。
それは口述試験がそうだからです。
また、実際弁理士として、客先で黙ってしまえば問題です。
解らなかったとしても、間違いではないけど何か答えないと行けないという状況はあるのです。

通信で受講していると「教室だけで話が進んでいる」と錯覚を起こしがちですが、通学でも環境は同じです。
現在の受講人数ですと、1日1回当てられるかどうかという状況です。
当たっていない人は、教室にいたとしても通信と変わりません。
逆に、通信の人は当たらないから全部考える事ができます。
気持ち次第なのですが、どうしても教室にいる人は当たった後は安心してしまっている感じはします(笑)

なので、割と答えるまで待ってますし、時間が経てば質問を変えてでも答えてもらっています。
「早く次の人に行けば良いのに」って思っている人は「解っている人」です。
(通学でもいらっしゃると思います)
答えられていない人は「解っていない人」です。
教育の観点から、どちらを優先するか。自分は解らない人を優先しています。

また、通学で「あたるのが嫌だな」と思っている人。
口述試験はもっと緊張します。
精神的プレッシャーは遙か上を行きます。
普段から緊張になれておくことはとても大切です。

「次の人に行けば良いのに」と思う人は解っている人なのですから。
そこはあたたかい目で見守って頂ければと思います。