口述過去問

平成27年版の口述過去問が発売されています。

口述過去問は、「口述試験の勉強」だけに使うのは勿体ないです。

そもそも口述試験は口頭試問のため、難しい問題は出題出来ません。
しかし、条文の要件・効果、簡単な趣旨については問われます。
これらの勉強が実は論文試験や短答試験に役に立つのです。

自分は入門生でも「口述の過去問をやると良いよ」と話しています。
当然解ける訳は無いのですが、それでも問題を見ると「解るもの」もあるのです。
少なくとも、初学者がいきなり短答の過去問を解くのに比べれば、遙かに口述の過去問の方が効果的だと思います。
また、論文受験生も、移動中の空いた時間や、スキマ時間に定義趣旨の確認等には非常に有効です。

ということで、口述受験生に限らず、上手く活用して頂ければと思います。