ゼミ意匠法4回目

前半の講義で意匠法の最後でした。
問題的には差し替わった物ですが、個人的にはそれ程厄介な問題ではなかったと思っています。

ということで、補講問題として厄介な問題を一つやってもらいました。
題材としては「判例」(事例)ですが、判例を知らなければ解けないという問題ではありません。
商標で大事なことは「3大機能」です。それがしっかり理解出来ているかという点が一つ。
それともう一つは、商38条(特102条)の規定を「意味を考えているか」という点です。

「条文にあるから、そのまま書けば良い」訳では無く、各条文の意味をしっかり考えているかを問いたかったという部分です。
「損害賠償請求の意味」をしっかり考えて頂ければ良いかなと思い出題しました。
特に商標法は38条3項を軽視しがちです(どうしても小僧寿司を考えがち)。

ということで、商標法の基本原則をしっかり意識してもらえればと思い出題しました