受験機関がやらない短答分析

直前ですので、全く役に立たない?短答分析をしてみたいと思います。これが本試験で役に立つのか?逆に邪魔になるのか・・・どちらか解りません。

出目

まず、「正解の数」にばらつきがあるか?ということです

H24 H23 H22 H21 H20 H19 H18 H17 H16 H15
1 15 10 9 9 9 10 7 13 10 13
2 10 12 12 15 15 13 13 16 13 11
3 15 14 14 13 15 12 11 8 11 12
4 10 13 15 12 10 11 15 13 14 12
5 10 11 10 11 11 14 14 10 12 12

例えば平成24年はほぼ同じ数になっていました。一番ばらつきが多かった最近の年が平成18年で枝1の正解数7問に対し、枝4の正解数が15問。その差8問もありました。

ちなみに、昨年は枝1が多かったですが、それ以前の傾向では枝1の正解が一番少ないことが多くなっています。

昨年の結果が気になりますが、どうしても解らない!となると、枝1を外した方が少し可能性が高いのかも知れません。

連続正解枝

次に、連続正解枝について。同じ回答が続くと不安になりますよね?
平成24年は、2問連続同じ枝というのは9回(18問)ありました。2問くらいならこんなものか?と思う程度でしょう。
更に3問連続同じ枝というのは2回(6問)です。ところが、4問連続同じ回答が続くことはありません。

これは平成23年も同様で、13回(26問)、2問連続同じ正解枝ということは有りましたが、3問連続になると1回のみです。

この傾向は平成20年以降変わっていません。とすれば、3問連続同じ枝となった場合は、少し警戒をした方が良いかも知れません。4問連続すると、最近の傾向から考えれば「どこかに間違いがある」可能性が高いと思われます。

ちなみに平成19年以前は逆に連続して正解の枝が同じことが多くなります。とくに平成18年。2問目から6問連続で「2」と、いきなり飛ばしてきます。さらに、11問目から「3」が3回連続し、一度「5」になりますが、更にその後も「3」が4回も連続します。これは受験生ならかなり不安になる出題パターンです。

まとめ

正解の枝の傾向から言えることは、

  • 3問連続して同じ枝なら要注意
  • 4問連続して同じ枝ならもう一度見直し

と。単なる回答の統計ですから必ずしも正しいかどうか解りません。また、この手の法則は気がつくと成り立たないことが多いのです(競馬をやる人はよくわかっていると思います)。


「4問連続だったから一つ変えてみたら間違えた!」と、クレームを言われても受け付けませんのであしからず。