論文試験合格発表
論文試験の合格発表が特許庁で行われました。
合格者数358名とのことです。合格された方はおめでとうございます。
口述試験の対策を本格化して下さい。
さて、受験者数から考えると、例年通り25%程度の合格率だと思われます。
なので、論文試験が難しくなったという訳では無いと思います。
今後の対策としては以下の2点に注意が必要です。
短答試験の重要性
今回のように、論文試験の合格率は極端に変わっていないと思われます。
そうなると、短答試験の難しさが際立ってきます。
論文対策も重要ですが短答試験の突破が如何に重要かです。
短答試験に合格しなければ論文試験を受験すら出来ないのです。
受験生は短答試験は何とかなると考えがちですが、やはり短答試験対策はかなりやる必要があります。
論文試験の母集団のレベルアップ
短答試験合格組は10%程度の試験を突破してきていますので、かなりレベルが高くなってきています。
そうすると、受験者全体のレベルがあがるという状況になります。
そうすると、今後は論文試験の難易度も上がる可能性が出てきます。
試験に必要な能力を、しっかり身につけることが、より重要になってくると思います。