ストーリーリンク道場

今日は正月の講座ということで、ストーリーリンクの道場でした。
参加された方はお疲れ様でした。

事前告知通り、内容としてはある事例に基づいて、発明が出来てから、特許権の成立、権利行使を一括でみる内容でした。

普段、勉強をしていると色々なことが聞かれています。
例えば、拒絶理由に取り得る措置であったり、それに対する減縮補正だったり、無効審判が登場したり等です。
また、PCTについても「何をやっているか解らない」といった状態にどうしてもなってしまうかとおもいます。
そう言った内容を、一貫して確認するということを目的とした講座でした。

とくに、上述している補正対応等は、どうしても問題では「発明イ」や、「発明イを改良した発明ロ」と記載せざるを得ません、
さらに、発明イに対して特許請求の範囲にはαを記載しとなると、「違うものなの?」と感じてしまいます。

しかし、具体的な場面を知っていれば、明細書の記載と特許請求の範囲が必ず「一致」しないことは明らかです。
そう言った点をしっかり理解して欲しかったというのがあります。

あとは、普段の講義でもそうですが、「何を聞いても答えられる」という力を身につけて欲しいという気持ちがあります。
単発の講座ですが、色々な聞き方をさせて頂きました。
それによって「何か答える」というスタンスが出来ればと思います。

これから短答試験や論文試験で、事例問題が出たときに、少しでも「ペット見守りシステム」のことを思い出して頂き、イメージを作って頂ければ、勘違いを減らせると思います。

あとは会話部分から、Lくん、Cさんを具体的に想像できれば完成です。

さて、今年も色々な講座が始まります。
できるだけ楽しくやっていきたいと思っています。

今年も宜しくお願いします。