問題を解く(読む)速度

ときどき「問題を解く速度(読む速度)」が時間がかかるというご質問を受けます。
短答試験の場合特にそうなのですが、過去問を繰り返し解くこと、言葉をならすことで読む速度を上げることが出来ます。

文章の読む速度って、文章が易しければある程度早く読めます。
あとは「慣れている文章」については早く読めるはずです。
それは、文をパーツとして認識が出来るはずです。

明細書もそうですが、最初の頃は読むのに時間がかかりますが、慣れて来ると早く読めるようになります。
また、知らない分野の明細書は読むのに時間がかかります。
結局、固まりで読めると、言葉として入って来る単位も大きくなります。
また、次に何が書いてあるかを無意識に程度予測できるようになるからでしょう。

弁理士試験の問題についても同様です。
「自分は読むのが遅いから」「短答試験で問題を解くのに時間がかかる」という人は、問題を解く回数、読む回数を多くすることである程度カバー出来ます。
また、普段から条文をしっかり理解しておけば、条文と同じ言葉は固まりとして読むことができるようになります。

来年の試験に向けて、「文章を繰り返し読む」「問題や条文を多く読む」ことを意識していただければ、少し早くなるかと思われます。