電子媒体での勉強

基本的には、条文集、青本含めて紙媒体での勉強を進めています。
電子媒体(スマフォやタブレット)については、検索性等は優位なのですが、学習をするとなると紙の方が有利な点は多々あります。
例えば、電子に比べると多くの情報が入りやすいという点、直ぐに書き込み、閲覧ができるという機動性が高い点ということです。
多分、法文集から関連する規定を探す(検索するではありません)という作業をするときは、PDFをめくるより紙の法文集の方が圧倒的に早いです。
あと、勉強は五感をフルに使うというものも記憶に定着しやすいです。

ただ、感覚的には1割程度は「電子媒体」で勉強して合格している人はいます。
自分の受講生でも、タブレットでテキストをみたり、Wordで答案を普段は書いたりして合格している人を知っています。
電子媒体で上手くいっている人の成功例をみていると、多分紙媒体で勉強するより圧倒的に学習量が多いです。
例えば、答案作成の場合、紙だと1問1時間以上かかるので、Wordだと30分程度で終わる場合、それによって2倍以上答案を作成しています。
ipadでテキストや青本、条文を見ている人も、その分かなりの頻度で青本等を読んでいます。

すなわち、積極的に「電子媒体」を使う人は合格しています。
ただ、半数以上の人は「楽だから」という消極的理由でタブレットで青本を入れて終わりという状況だったりします。
そうなると、あまりよくないという状況です。

あと、タブレット等を使いこなせていない人もいますので、電子データを入れて安心してしまうということもあります。


そういう理由から、多数決的に「紙の方がよい」とお薦めしている状況です。