勉強法

この時期の勉強

いよいよ今度の日曜日に論文基礎力完成講座が終わり、短答基礎力完成講座になります。さて、勉強して早い段階に何をやるか?なのですが、短答試験の過去問を題材に勉強するのは悪くありません。ただ、この時期は総ての枝を完璧に理解する必要は無いというこ…

弁理士試験受験生

色々な受講生の人と話していて感じるのですが、皆さん「受験生」としての勉強なんですよね。合格した後の「弁理士」を意識していないと感じています。例えば、侵害対応、拒絶理由対応という典型的な事例パターンでも、項目として暗記している人が結構います…

総て理由があるんだ!

「総てに理由がある」というのは、自分が勉強していくとき(教えていくとき)に考えていることです。「何故そうなるのか?」って理由があり、背景があります。すなわち、学習事項には流れがあります。昔、情報処理(コンピュータ)を教えていたときもそうで…

流れを大切に

論文の答案を書いているときに、「流れ」を大切にしましょうとよく言います。「流れ」が無い答案は読んでいると「うん?」と止まってしまいます。この「流れ」というのは、文章がつながっているかどうかです。例えば、 「甲は出願Aを実施しているので、侵害…

短答ファイナライズ7回目

前回6回目、今回7回目ですので折り返しになります。 そろそろ短答試験の過去問集も発売されることから、前半(演習時間)で短答試験の解き方の説明をしつつの講義でした。自分の考え方ですが、「講座」というのは何かを得られないと「家で勉強すれば済む」…

9/15日記にご質問の内容を踏まえて

コメント欄だと長くなりますので、こちらで回答します。質問内容を題材に利用していることはご了承下さい。

語呂合わせ

自分は講義の中で「語呂合わせ」って滅多に使いません。多分、語呂合わせで唯一使うのが意匠法の3条2項の審査基準のパターンのところ位かなと思ってます。あとは、殆ど使いません。そもそも、語呂合わせが向く勉強と向かない勉強があると思っています。否…

赤ペン先生

今論文の講座なので、割と毎日採点に追われています。と、つい日記も最近は採点ネタばかりです。追われているといっても、嫌じゃなくて楽しいので良いのですが。 普段やり取りしているので、答案を書いている人のレベルが「あーこう言いたいんだろうな」と想…

条文の理解

先日コメントを頂きました件について。おそらく悩まれている箇所がほぼ同じなため、併せて少しコメントしたいと思います。

たかしさんの質問

こんにちは。ご質問を頂きましたので。質問の内容としては、以下のものです。 短答式試験合格のために合格体験記や弁理士が書いた勉強方法の本を読んでも、みんな条文+青本+過去問と同じことばかり書いています。条文の要件と効果を暗記とか...。実行しま…

研二さんのコメント

こんにちは。条文の暗記についてコメントを頂きましたので、補足したいと思います。条文の「暗記」という作業ですが、やはりその前に理解から入るというのは大切だと思っています。例として特許法79条が上がっていましたが、これについては要件・効果につ…

「暗記」という作業

「暗記」という言葉ほど使い方に難しい言葉は無いと思っています。受験生としては何か一つの勉強法に頼りたいと思うのですが、そう上手くはいきません。なので、自分は講義の中で 「覚えて下さい」 とは、極力言わないようにしています。

復習の方法

弁理士試験も、長丁場ですので新しいことを覚えてしまうと、古いことを忘れがちです。 特に似ている制度があると、どちらかの記憶が抜けたりします。例えば、先使用権について、特許法の勉強をし直すと、商標法の要件(周知性が必要等)が落ちたりします。そ…