勉強法

論文試験で書く項目

論文の勉強をしているときに、「何処まで書けば良いのか?」という視点で結構悩むと思います。 レジュメによっては、手前で止めているものもあれば、細かいところまで書いているものが有るからです。 基本的に、書く深度(深さ)は、 原則の項目を挙げる で…

書籍ネタ

今日は早速著作権法逐条講義を買って来ました。著作権法逐条講義 〈六訂新版〉作者: 加戸守行出版社/メーカー: 著作権情報センター発売日: 2013/08/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る今回は全体が緑色になっていました。相変わらず丸沼書…

ドーピング

自分が勉強しているときは、記憶力のなさをカバーするために色々と使っていました。 実際には効果がないものも多いのかもしれませんが、「信じる者はなんとやら」ということで色々と頼っていました。 先輩合格者に効いたり、合格体験記から拾って試した(実…

週間学習シートを見てみて

今の夏ゼミは、週間学習シートというのを任意に提出してもらっています。1週間の学習内容を簡易的に書いてもらうものです。今回初めてやってみたのですが、学習の可視化は多くの受験生で必要だと感じます。見ていて感じることは、 日曜日の使い方 条文の接…

商標の使用をする権利(いわゆる先使用権)について

ご質問がありましたので、お答えします。 これについても、コメントを題材として使ってしまい申し訳ないのですが、多くの受験生に言えることだと思っています(ご質問者がという意図ではありません) 質問について 内容は、先日の「受験生としては関係無いで…

時間が取れない人2

昨日書いた話ですが、話の結論を書き忘れていたので書きますと・・・「勉強するぞ」って思わないで欲しいということでした。 時間が無いからといって、「勉強しなくっちゃ」というストイックに追い込むと続きません。学生時代の勉強と違って、単に軽く条文を…

勉強時間が取れない人

勉強をしている上で「時間が無い」という話は良く聞きます。 確かに色々事情はあると思います。仕事が忙しかったり、お子さんが小さかったり、家族の介護があったり。環境は人それぞれです。ただ、弁理士試験の勉強時間が毎日キッチリ確保出来る人の方が少な…

条文を縦横に理解する

いつも条文を理解しましょうと言っていますので、その中の一つ。 条文を理解するときは「一方向」ではなく、「多方向」から理解して欲しいということです。 「条文クロスワード」というか、まさに縦横から判断して欲しいのです。例えば「専用実施権」(専用…

条文の暗記

夏風邪(?)を回復すべく今日は自宅で休んでいました。 といっても、家で仕事しつつなのですが・・・夏休みを無駄に消化しています。 1日休んで少し回復しましたが、今日は鼻水が出てました。さてこの間の個別相談会でも一番質問が多かったのが「条文の暗…

出願書類等

上記内容に追記ですが、PCTについては方式統一条約です。 PCTの実務経験がない人は、少なくとも上記テキストの書類例位は見た方が絶対に良いです。 書類の流れが解っていないと、勉強になりません。 結構受験生に聞くと「全く見たことがない」という人…

PCTの勉強方法

今年の問題を見ていますが、やはりPCTの対策というのがいまいち見えて来ません。 結果として、前にも書いていますが、特許庁の実務者向けテキストを読むのが一番網羅されていると感じています。 平成24年度知的財産権制度説明会(実務者向け)テキスト テキ…

受講相談

日曜日〜火曜日まで受講相談があります。お時間のある方、不安のある方、他の講座、他の受験機関をご利用でセカンドオピニオンとして使いたいかた、お待ちしております。さて、相談を受けたとき、困る相談(質問)の一つに「A先生はY方法を進めて、B先生…

ざっくりとした理解

受講生さんに色々質問するときに、自分が良く聞く内容の一つとして「一言で言うと?」と聞いています。 そうすると、そこそこの割合で「一言?」という感じで返答に困ります。 まず、それぞれの規定、条文について「ざっくり」理解して欲しいと思っているか…

いつでもどこでも法文集

先日のゼミのガイダンス時にも気になって話をしましたが・・・法文集を机の上に出していない人が多すぎると思います。 「条文を引く」という習慣が、想像以上に出来ていない訳です。良く何をするにも腰が重い人がいますが、まさに受験生であれば「条文を引く…

今年の商標法の論文1問目から

今年の商標法の1問目を読んだとき、非常に良い問題だと思いました。良い問題というのは、自分がいつも話している内容です。 商標法第1条の趣旨を簡潔に述べた上で、同条から導き出される商標権者の義務について説明し、それらの義務が果たされていない場合…

論文レジュメの考え方

今年も必須科目の論文試験が終わりました。これから来年の論文試験に受けて(当然短答試験も通過しなければならない人もいますが)新たなスタートを切る方も多いと思います。さて、ここで「論文レジュメ」とはどのように考えているでしょうか? 論文レジュメ…

何を目的としているか

先日、とある相談を受けていたときに「四法(法文集)は買いましょう」という話を相変わらずしていました。そのとき想定通り「既に持っています」との答えでした。ということで、四法(法文集)を買い換えるメリット、必要性をやはり話しました。ある程度既…

法文集の位置づけ Part2

法文集について、折角ですから続きを書きたいと思います。ちなみに、PATECHの法文集は新しいもの(青っぽい表紙)が発売されています。amazon等はまだ無いようですが、書店には売られている場合もあります。黒い表紙のは古い版です(といっても、現在法改正…

法文集の位置づけ

法文集ですが、みなさんはどのようなものとお考えでしょうか? 法文集は解らなかったときに引く、すなわち「辞書」のような使い方をしていないでしょうか?弁理士試験において、法文集は辞書では有りません。辞書は解らなかったときに調べる本で、辞書自体を…

論文の勉強法

短答試験まで30日ちょいなので、みなさん短答一直線だと思います。 そんな中、例えば今年勉強を始めた人、短答試験には合格している人は・・・論文試験の勉強を着実にされているかと思います。 今日は、論文試験の考え方について、ちょっと書いてみたいと…

静岡本校ガイダンス

静岡本校でガイダンスでした。既に学習している人が殆どでしたので、ガイダンスというより、ゼミに近い形式で行いました。短答試験の勉強緒ため、過去問をやっていると、問題は同じ問題となります。そうすると、「もうだいたい出来るようになった」と考えが…

青本の色分け

昨日は青本の分冊について書きましたので、今日は青本の色分けについてです。工業所有権法(産業財産権法)逐条解説〔第19版〕作者: 特許庁出版社/メーカー: 発明推進協会発売日: 2012/12/25メディア: 大型本 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る…

青本の分冊

さて、受験生なら必ず持っている(はずの)青本。欠点は大きくて持ち歩きが不便ということです。PDF版もありますが、細かい書き込みが出来ないため、PDFだけで済ますのは受験生であれば止めるべきだと思っています(当然外で確認する位の用途では良いでしょ…

勉強が出来る人

色々な人と話をしていると、実は勉強が出来る人の方が点数が取れない気がしています。当然、すごい勉強が出来る人は問題無いと思っています。優秀な人は本当に優秀だと感じます。勉強したことをしっかり覚えていますし、勉強していないことでも、何となく妥…

よく質問されること

今日は祝日でお休み(というなの在宅勤務)なので、ちょっとまじめに書きたいと思います。 おすすめ商品 自分は弁理士の勉強の他に、よくコンピュータやカメラ、携帯電話等、色々なガジェットのことを質問されます。 コンピュータも年数台ちょこちょこ買った…

短答過去問を解くとき

短答過去問を解くとき、(当然)枝別に問題を解いていると思います。このとき、枝が合っているか否かの記号を付けると思いますが、 ○ × だけでは少ないと思います。更に△と▲を使うと良いでしょう。 ○・・・正解と確信できる枝 △・・・解らないけど多分○ ▲・…

短期合格の条件

さて、何回か書いていますが。元々弁理士になる前は学習塾でずっと教えていたので、教えることは元々プロでした。 自分は主に中学受験を指導していたのですが、一番最初の保護者会で必ず話していることがありました。それは、「お子さんのことを一番知ってい…

短答過去問の学習方法2

昨日は入門講座の答練編がありましたので・・・短答試験の勉強方法の2回目です。

短答過去問の学習方法1

書き出すと何から書いて良いか解らないのですが、何回かに分けて(そのうちまとめてどっかに転載しよう)短答の過去問ですが、時期に応じて勉強方法を変える必要があると思っています。受験生からすると、論文試験の勉強と比較して、短答試験の勉強の方がし…

項目落ち

論文試験において、とりあえず気をつけないといけないことは「項目落ち」です。項目が落ちてしまうとその分の配点がまるまる入りません。 記載が足りる、足りない以前に・・・点数がもらえないのです。したがって、論文試験ではまず項目落ちをしないように考…