頭と尻尾はくれてやれ

「頭と尻尾はくれてやれ」って言葉を知っていますか?
多分、株式なりFXなりやったことがある人は知っていると思いますが、有名な相場に関する格言の一つです。

相場で儲けるとき、最安値で買って最高値で売るのが一番儲かります。
ところが中々そうは上手くいかない。
したがって、「最安値」と「最高値」は諦めて、ある程度のところで買って、売りなさいという意味。
すなわち、「欲張るな」という意味です。

論文試験でも実は同じです。
論文試験は「満点」をとる必要がありません。
したがって、レジュメ通り必ずしも書かなくても合格点は取れます。
逆に多くの事を書こうとしすぎると、結果としてバランスの悪い答案になります。

そこそこの事を、満遍なく、バランス良く書くのが合格に近い答案です。
自分が論文を書くときは「貪欲に、かつ、欲張らない」という話をしています。
論点は「貪欲」に多く拾っても良いが、一つ一つの論点では「欲張らない」という意味です。
そういう答案が、実はサクッと合格点が付いたりします。

あまり欲張らないという意味で「頭と尻尾はくれてやれ」という格言は論文試験にも使えると思います。

さて、このブログって実は最初の頃はタイトルが違いました。
まだ1日10人も見てなかった頃ですが、そのときは「人の行く 裏に道あり 花の山」でした。
これも相場格言です。
人と同じことをやっていたら儲からない、人と違うことをやりなさいという意味です。
自分が好きな言葉の一つです。

ただ、論文試験は「人と同じ答案」にしないと受かりません。
ということで、「このタイトルじゃだめだろう」ということで今のに変えました(笑)