夏ゼミガイダンス

明日ですが、夏ゼミのガイダンスがあります。
17時から新宿エルタワー本校となります。

自分も講義収録後に参加します。

ときどき質問を受けますが、ゼミというのは本格的には秋にスタートするものです。
主に論文対策についてわいわいやっていくものです。
論文の問題を使うのですが、答練とはちょっと違って担当講師がいつも答案をみて、それについてアドバイス等をしていきます。
なので、「答練+解説」に近いのですが、それとも少し違います。
例えば、自分の場合、答練程厳密に採点したりはしません。
ただ、「ここを伸ばした方が良い」「ここは直した方が良い」等は伝えていきます。

論文試験も試験である以上、点数を意識する必要があります。
この点数を意識するという考え方を徹底して欲しいと思っています。
受験生は「正解」を求めますし、色々と「議論」したがる傾向にあります。
そして論文試験で書きたい答案を書きます。
しかし、本当に必要なのは「点数が付く答案」です。

さて、夏ゼミはその秋にスタートするゼミの前提となるゼミです。
したがって、スタートダッシュを良くするために「論文の基本」を身につけてもらいたいと思っています。
例えば、定義・趣旨の課題等も毎週出します。
それによって、定義趣旨を定着して欲しいのです。

また、夏ゼミしかできない事もやります。
最近の短答試験・論文試験とも「問題文のイメージをしっかり作る」ことが大切だと思っています。
すなわち、「弁理士として適切な回答が出せるか」どうかです。
その為にはイメージが出来ないとダメなのですが、これが中々難しいのです。
発明イ/イロと言われても何のことやら・・・となります。

したがって、夏ゼミでは少し「明細書ってこうだよね」って話もしたいと思っています。
特許事務所や知財部にお勤めの方は良いのですが、実務経験が無いと中々想定が出来ないところです。
審査・侵害を含めて、イメージが出来るような内容を取り扱っていきたいと思っています。

ゼミの説明会は複数の講師がゼミの説明と併せて、勉強の考え方を説明するものです。
説明会だけでも価値はあると思いますので、ご参加お待ちしています。